CSR環境・貢献

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環境方針・ISO14001認証取得

基本方針

当社は、広範囲から集められた廃棄物を、 適正に環境負荷のより少ない方法により処理し、また、
より多くのものをリサイクルし、 社会が必要とする企業となるよう、社会のあらゆるニーズに応え、
きれいな環境づくりに貢献するとともに、資源循環型社会の一翼を担ってまいります。
しかし、その一方で、資源、エネルギーを消費するとともに、各種廃棄物を排出するなど環境に影響を与えています。
このことを認識して、下記の重点取り組みテーマと環境保全活動の目標を設定し、
環境負荷物質の排出抑制、リサイクル率の向上等の活動により環境汚染の予防に積極的に努め、
環境パフォーマンス向上のため、環境マネジメントシステムの継続的改善を行い、定期的に見直しを行います。

当社の重点取組みテーマ

  • 環境保全に関する法律、条例、協定、業界の規範、当社が受入れたその他の要求事項を順守します。
  • 資源の循環的利用の向上のため廃棄物の搬入・仕分けから処理までの工程を徹底し、適正に管理し改善に努めます。
  • 地球環境保全に寄与するため、事業活動におけるエネルギーの効率的な使用に努めます。
  • 環境汚染を未然に防ぐため、 環境負荷物質の排出抑制と安全操業を心掛けます。
  • きれいな環境づくりのため、地域とともに環境美化に努めます。
  • この方針は、環境教育、社内広報活動を通じ全従業員に徹底するとともに、取引先にも周知し、理解と協力を要請します。

ISO14001認証取得

弊社では平成15年2月、環境管理・監査の国際規格「ISO14001」を取得しました。
ISO14001は国際標準化機構が経営環境システムについて定めたものです。
その中では組織が法的要件と深刻な環境影響に対する情報を顧慮して方針と目標を設定できるように規定されています。

ISO14001認証の英語版登録証
ISO14001認証の登録証
認証取得日 平成15年2月19日
認証機構 Japan Audit and Certification Organization (JACO)
登録活動範囲 産業廃棄物中間処理、一般廃棄物中間処理、収集運搬、廃家電リサイクル業
規格 ISO14001
JAB EMS Accreditation RE 009
UKA SENVIRONMENTAL MANAGEMENT 051

環境管理組織図

環境管理組織図

環境への主な取り組み

Icon_pdfISO14001実施状況

コンプライアンス

Icon_pdf排ガスの排出基準と測定値

ひょうごバイオマスecoモデル登録

兵庫県ではバイオマスの利活⽤を推進するため、バイオマス利活⽤の普及・拡⼤に向けて県⺠や事業者等の参画を牽引するような取組を「ひょうごバイオマスecoモデル」として登録し、それらの取組内容を積極的にPRすることにより、県下におけるバイオマス利活⽤の推進を図っています。
新日本開発の「高効率廃棄物発電及びセメント原料化」の取り組みが、令和3年度ひょうごバイオマスecoモデルに登録されました。

ひょうごバイオマス兵庫県登録モデル台84号
登録番号 84
取組概要 高効率廃棄物発電及び原料化
バイオマスの種類 畜産副産物、食品残渣、
下水汚泥、有機汚泥、
動植物性廃油
取組の区分
(開始(予定)年月)
既存〔令和2年1月〕
先導性の基準 技術(システム)

情報公開

当社は下記の項目について産廃情報ネットに公開しています。
また、優良産廃処理業者検索サイト優良さんぱいナビにも登録しておりますのでご参照ください。

  • 法人に関する基礎情報
  • 事業計画の概要
  • 処理料金の提示方法
  • 業務を所掌する組織・人員配置
  • 事業場の公開の有無・公開頻度
  • 産業廃棄物処理業
  • 処理施設の許可証の写し
  • 運搬施設
  • 処理施設に関する事項
  • 産業廃棄物の処理工程図
  • 直前1年間の産業廃棄物の一連の処理の工程
  • 直前3事業年度の財務諸表
  • 直前3年間の産業廃棄物処理施設の維持管理状況
  • 直前3年間の産業廃棄物の焼却施設における熱回収実績
  • 直前3年間の産業廃棄物の受入量・運搬量・処分量・
    中間処理後産業廃棄物の処分量

地域貢献

環境美化

まちかど100mクリーンアクション
姫路市が呼びかける、世界文化遺産姫路城を有するに相応しい、 快適で美しく清潔な街づくり運動「まちかど100mクリーンアクション」に参加し、 会社周辺清掃を行っています。
地域と一体となった美化活動に継続的に取り組むことによって、地域に貢献しています。
まちかど100mクリーンアクション
舞子浜クリーン作戦
地域住民・事業者・行政が一体となって清掃活動をする「舞子浜クリーン作戦」に、 兵庫県産業資源循環協会の一員として参加しました。
舞子浜クリーン作戦

会社見学

ステークホルダーの皆様に事業場の公開を行っております。
処理施設・処理工程を実際に見ていただき、処理状況の確認を取っていただいております。 なお、その他の方にも広く公開を行っております。
会社見学

地元秋祭り

播磨地方一体の神社で行われる秋季例大祭は総じて播州の秋祭りと呼ばれ、多くの神社で屋台(太鼓台)の練り出しが行われます。
当社は、地元の天満宮において執り行われる秋季例大祭に協賛しています。
地元秋祭り

花火大会

毎年7月下旬に姫路みなと祭協賛会主催の「姫路みなと祭り海上花火大会」が開催されます。
姫路港のPRと活性化、ウォーターフロント空間の創出を目指した大会で、 種類豊富な花火が豪快に炸裂する様は圧巻です。
新日本開発は姫路みなと祭に協賛し、地域の活性化を推進しています。
花火大会

姫路市地域防災貢献事業所

地域防災の貢献に意欲のある事業所(団体を含む。)を、姫路市地域防災貢献事業所として登録・公表し、
平常時から従業員や地域住民の防災意識の啓発を図るとともに、災害が発生した時には事業所の持つ能力を
重要な防災力として活用することにより、地域防災力の向上を期待する「姫路市地域防災貢献事業所登録制度」に登録しています。

消防団協力事業所

地域防災への貢献のために、従業員の消防団入団促進、災害発生時の協力等、
地域防災活動体制の充実と 向上に協力する事業所として承認を受けています。

関西エコオフィス運動

地球温暖化防止活動を、身近なところからの省エネルギー等の環境に配慮した活動に取り組むオフィスを目指し、
「関西エコオフィス宣言事業所」に登録しています。

安全衛生活動

安全については、人や設備、会社の社会的信頼、地域の環境を守るため、 最優先課題として取り組んでいます。
安全管理体制の向上のために、安全衛生委員会、安全衛生パトロール、リスクアセスメントなどの活動を通じて、危険、有害性の調査・審議・対策を実施しています。
また、当社では6S運動(整理、整頓、清潔、清掃、作法、しつけ)を実施しており、 作業員の資質の向上を図っております。
さらに、作業者からのヒヤリハット報告提出の奨励、指差し呼称や「ご安全に」の呼びかけの推進のほか、 安全標語の募集・表彰・場内掲示などを行い、 一人ひとりの安全意識の向上を図っています。
安全衛生委員会
安全衛生委員会
「ご安全に」を合言葉に、安全最優先という方針で、一人一人の安全と健康を推進し、スタッフが安心して働ける風通しの良い職場環境を作るため、 労使一体となって災害・事故・健康障害の未然防止に取り組んでいます。
安全衛生パトロール
安全衛生パトロール
年間活動計画に基づき、安全衛生委員会による職場巡視を実施しています。
巡視では、実際の作業について確認を行うことで、危険因子を抽出しています。
また、巡視後に各職場の安全、衛生面についての問題点を協議し、施設・手順の改良・改善を行っています。
リスクアセスメント
リスクアセスメント
リスクアセスメントとは職場の潜在的な危険性・有害性を洗い出し、これを除去、低減することです。当社では従業員から改善提案を募り、安全衛生委員会で対応を議論・評価して安全衛生推進に役立てています。
災害対策
災害対策
地震や津波・高潮、火災などの災害を想定し、
避難訓練・シェイクアウト訓練・水害対策などの訓練及び準備を行っています。

主な社会貢献実績

昭和64年
上月町 中国環境整備不法投棄事件
廃棄物 約300t
不法投棄は水質汚染や土壌汚染の要因としても、大きな環境問題となっていました。
昭和45年に施行された廃棄物処理法による、排出事業者責任を基本とした廃棄物の適正処理への取組みの中で、
不法投棄された廃棄物を受け入れ、投棄場所の現状回復にも協力しました。
平成9年
ナホトカ号 日本海油濁事故
重油 約4,000㎥
ロシア船籍タンカー「ナホトカ号」は、上海から重油約19,000 klを積んで航行中に島根県沖で座礁し沈没しました。
その際、日本海に漂流した重油の処理に、行政より委託を受けて着手しました。
平成12年
雪印大阪工場 雪印食中毒問題
乳製品 約330t
集団食中毒発生に起因する乳製品の処理を行い、食の安全へも貢献しています。
平成14年
狂牛病問題
肉骨粉 約25t/日
平成13年9月、国内で初めてBSEの発生が確認されました。
BSEに感染した牛の脳や脊髄などを原料としたえさが 他の牛に与えられることが発生原因となるため、
それらを家畜のえさから除去することが義務付けられました。
飼料や肥料として使用不可となった牛由来の肉骨粉の処理を、現在も継続して行なっています。
平成14年
日本海油濁事故
重油 約50㎥
重油の海洋への流出は、公害問題の要因としてもリスクのある課題です。
事故発生時の課題解決へ向けてスピーディーに取り組んできました。
平成15年
神戸市化学系工場 フェノール樹脂飛散事故
廃アルカリ 約1,300t
化学系工場において発生した事故では、現場の状況や廃棄物の特性を理解し、 2次災害の防止へ万全の体制をもって処理を行いました。
平成16年3月
鳥インフルエンザ発生時
約50t
家畜伝染病として指定されている、高病原性鳥インフルエンザが、1925年以来79年ぶりに国内で発生しました。
ウイルスへのリスク管理を徹底し、安全な処理を行いました。
平成16年5月
神戸市西部 硫酸ピッチ不法投棄事件
残土・その他 約200t
当時、不正軽油製造に伴って発生する硫酸ピッチの不法投棄が問題となっており、
長期間放置されると容器が腐食・破損して環境中に流出し、人体へ有害な影響を与え、処理を困難にさせてしまいます。
このような処理困難物に対しても、専門的知見からアプローチし安全な処理を行いました。
平成16年11月
兵庫県北部 台風被害
米・その他 約1,200t
災害時に発生する廃棄物は多様なものが混ざり合うなど、分類が困難であったり、 時間の経過とともに、
悪臭の発生などその他のリスクを生むため、迅速な対応が求められます。
被災地の復興へ、スピード感を持って処理を実施しました。